親鸞聖人の手による楠に迎えられる、皇室との縁深き寺院
三千院、妙法院と並ぶ、天台宗の三門跡の一つで、宗祖伝教大師以来の比叡山上の宿望「青蓮坊」を発祥とする寺院。いにしえより皇室との縁が深く、宮門跡寺院として高い格式を誇ってきました。天明の大火(1788年)の際に仮御所となったことがきっかけで、「粟田御所」とも呼ばれます。境内には相阿弥作の雅な庭園を眺めながらお抹茶がいただける華頂殿や、本堂の北側に建つ小御所などがあり、優雅な趣の建物も見応えがあります。門前には、親鸞聖人の御手植えと伝わる枝ぶりも立派な楠が青々と茂り、眺めているだけで気持ちが浄化されるような感覚に。
『婦人画報』2013年8月号「京都 黄金の一泊二日」掲載
INFORMATION基本情報
店名 | 青蓮院門跡 |
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店名(ひらがな) | しょうれんいんもんぜき |
住所 | 京都市東山区粟田口三条坊町69-1 |
TEL | 075-561-2345 |
営業時間 | 開門時間/9時〜16時30分(受付終了) |
定休日 | |
予約 | |
URL | http://www.shorenin.com/ |
コメント | 拝観料500円 |
婦人画報編集部
取材メモから
霧島の庭のキリシマツツジは5月の連休ごろが見ごろとなります。夜の特別拝観、ライトアップは春と秋に行われ、池に映し出される真紅の紅葉など、闇の中に浮かび上がる幻想的な景色を楽しむことができます。(ご住職より)