
子どもの「かんの虫」封じで知られる、通称「虫八幡さん」
応神天皇(八幡大神)をお祀りした小野妹子ゆかりの神社。隋に向かう途中、九州で病気になった妹子が大分の宇佐八幡宮に祈願したところ病が治り、無事に役目を果たせたことから、後に感謝の意を込めて勧請されたのが始まりです。夜泣きやかんの虫を封じる子どもの守り神として知られていますが、害虫駆除のご利益もあるそう。地元の人からどんな虫にも強い虫退治の神様として、「虫八幡さん」と呼び親しまれています。
『婦人画報』2012年2月号 別冊「京都の神社」掲載
INFORMATION基本情報
店名 | 三宅八幡宮 |
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店名(ひらがな) | みやけはちまんぐう |
住所 | 京都府京都市左京区上高野三宅町 |
TEL | 075-781-5003 |
営業時間 | 参拝(開門)時間:6時〜18時(祈禱等受け付けは9時〜15時) |
定休日 | |
予約 | |
URL | http://www.miyake-hachiman.com/ |
コメント | 鳩は八幡様のお使いとされ、狛鳩をはじめ、幕や絵馬など境内の随所に見られる。 |
婦人画報編集部
取材メモから
神社には幕末より奉納されてきた育児・成人儀礼関連の大絵馬が多数所蔵されており、京都市有形民俗文化財にも指定されています。それらは境内の「絵馬展示資料館」で見ることができます(要志納料)。