祇園 大渡

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バカラのグラスに入った白粥。

    長い縁を結びたくなる志ある一軒

     京料理だけにこだわらない、独自のスタイルを貫き、激戦区の祇園で常に話題にのぼる店になった「祇園 大渡」。店主の大渡真人さんは、惜しまれつつも閉店した大阪の名店で修業し、2009年に縁あって京都に店を開きました。骨董を手にすると、江戸や明治期に心が引き寄せられるそうで、「時代を経てなお美しい器からは、慈しんで使ってこられた先人たちの思いが伝わります。大切に使って次代に引き継ぐことが、今その器を使う僕たちの使命だと思います」。そして、時代や作者にこだわらず、料理との取り合わせを“閃き”のように感じて器を選ぶといいます。大ぶりな漆器に炊き合わせを小さく盛って朱色を際立たせる、ガラス器で色の重なりを見せるなど、独特の美意識が光ります。いにしえの茶人を彷彿させる、器遣いや気取りのないもてなし、確かな味わいの料理が五感に響き、満ち足りたひとときを約束してくれます。洗練された料理の味わいと親身なもてなしで開店から1年半という短期間で京都人の心をギュッとつかんだ「祇園 大渡」。魚や野菜など厳選された食材もさることながら、毎朝名水を汲んで料理に使うなど手間暇を惜しまない姿勢が料理のすみずみに表れて客を魅了します。ミシュランの星を取るほどの名店ですが、冠など要らぬ本物だということは料理を食べれば自ずとわかります。

    撮影/高嶋克郎、取材・文/中井シノブ
    婦人画報2012年5月号「京都で、骨董入門」、2012年2月号「京都の神社」掲載

    INFORMATION基本情報

    店名 祇園 大渡
    店名(ひらがな) ぎおん おおわたり
    住所 京都府京都市東山区祇園町南側570-265
    TEL 075-551-5252
    営業時間 12時〜13時 18時〜21時(ともにL.O.)
    定休日 不定休
    予約 昼、夜ともに完全予約制
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    コメント 安井金比羅宮から歩いて5分。おまかせ11,000円〜。

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