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編集部おすすめの京都

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境内にこぼれる約1500本の梅に誘われて

馥郁たる香が春を告げる北野天満宮の「梅花祭」

寒さのなか、ほかの花に先駆けてほころぶ梅。その生命力溢れる姿は古くから愛され、奈良時代の花見といえば、桜ではなく梅だったといいます。この梅の花を愛した菅原道真公を祀る社「北野天満宮」には梅苑があり、約1500本の梅が境内にこぼれます。白色、淡紅、濃紅、紅白、そして一重、八重、枝垂れなど、さまざまな種類の梅が匂い立つように咲き乱れています。そんな早春の香り漂う北野天満宮では、道真公の祥月命日とされる2月25日にあわせて、梅の花を神前に供えて「梅花祭」が執り行われます。ふだんは、あまり目にすることのできない「梅花祭」の様子をお届けいたします。この日は、上七軒の芸舞妓がお茶をふるまう野点席も設けられるほか、参道に多くの露天が立ち並ぶ毎月25日の骨董市も催され、ひと際に賑わいに包まれます。

撮影/高嶋克郎 文/大喜多明子 婦人画報2016年3月号「日本列島 花の旅へ!」掲載 2016年02月24日掲載

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