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編集部おすすめの京都

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「かき氷激戦区」の京都でいま食べたい味

これぞ“究極のかき氷”!涼風を運ぶ京都の名店5選

京都は、老舗の和菓子店や甘味処が数多くあるせいか、かき氷激戦区であり、かき氷の聖地。近年、その勢いはますます増して、定番の味に加えてさまざまな趣向を凝らしたかき氷が登場しています。行列ができる花街きっての人気店による季節限定の味、ふわふわの天然氷を使ったチーズケーキフレーバー、果物を煮詰めた5種のシロップを自由にかけながらいただく老舗和菓子店の逸品など。蒸し暑い夏に、ひととときの涼風を運んでくれる絶品かき氷を味わってみてください。

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「わらび黒蜜きなこ氷」1,000円(税込)は9月末ごろまで。蔵を生かした空間のほか、境内の緑を望む2階テラスでも楽しめる。

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【二軒茶屋 中村楼】祗園さんの境内で、5種の味を堪能  

八坂神社の石鳥居と南楼門の間にある、「二軒茶屋(中村楼)」。その歴史は、かつてここに2軒の茶屋があったという480年前に遡ります。昨年リニューアルにより、蔵を改装したカフェをオープン、祇園祭でにぎわう夏は、なんといってもかき氷に注目が集まります。人気の「わらび黒蜜きなこ氷」は、黒蜜、きな粉、わらび餅、白玉、小豆といわば甘味のオールスターのようなもの。すべて自家製で、抹茶わらび餅は好評のわらび餅に抹茶を加えた氷メニューだけのトッピング。黒蜜は国産の黒糖をじっくり炊いた自慢の味です。香ばしいきな粉の風味を楽しんでから、黒蜜を足すのがポイント。

2016年05月19日掲載

二軒茶屋 中村楼

一つ一つ心をこめて神さんを迎える

八坂神社の南楼門前に店を構える「二軒茶屋 中村楼」。室町末期の創業と伝えられるこの老舗の名料亭は、先祖代々、華やかな祇園祭の主役たちを「食」の面から陰となり支え続けてきました。なかでも「中村楼」にとって重要で特別な意味をもつのが、7月13日に行われる「稚児社参」です。毎年、選ばれた子どもが、稚児という神への使いとなって祇園祭を司る大切な役割を担います。鉾に乗る「生稚児」が現在も唯一存在する長刀鉾の稚児は神への使いとして。また、八坂神社の祭神「スサノオノミコト」(素戔嗚尊)の荒御魂の鎮まる御神体と一体となる久世駒形稚児の二人は、祭事では神そのものとして馬に乗り、スサノオノミコトを奉じた神輿を先導します。この稚児らが八坂神社で正式に神への使い、あるいは神そのものの存在となる日が、7月13日なのです。この日の早朝、中村楼では潔斎をした当主が、厄除けの稚児餅を調製して八坂神社へ奉納します。そして無事に稚児餅を納めたのちには、高い位を授かり、神の使いとなった稚児たちを楼内へ招き、当主自らが茶を点てて稚児餅や亀屋伊織の干菓子とともにもてなします。(午前中は長刀鉾の稚児とお供の禿役の子どもたち、午後には久世駒形稚児たちが来訪)。そのあとは場を広間に移して昼食が供されます。中村楼では、代々このかたちを変えず、丁重に稚児をお迎えし続けています。「毎年、お稚児さんをお迎えする日が近づくにつれ、身が引き締まる思いがいたします」と主人の辻雅光さん。その傍らに従うのは、跡継ぎの次男・喜彦さん。これからも中村楼の人びとが神を迎える真心は、変わることはなく受け継がれていきます。2014年のリニューアルにより、蔵を改装したカフェをオープン。祇園祭で賑わう夏はかき氷に注目が集まります。人気の「わらび黒蜜きなこ氷」は、黒蜜、きな粉、わらび餅、白玉、小豆といわば甘味のオールスターのようなもの。すべて自家製で、抹茶わらび餅は好評のわらび餅に抹茶を加えた氷メニューだけのトッピング。黒蜜は国産の黒糖をじっくり炊いた自慢の味です。香ばしいきな粉の風味を楽しんでから、黒蜜を足すのがポイントです。

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2016年05月19日掲載

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