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編集部おすすめの京都

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京の深淵と日常に誘われて

ピエール・アルディ、京都『陰翳礼讃』の旅

京都を訪れるのは15年ぶり、2度目というシューズデザイナーのピエール・アルディ。谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』をテーマに京都を歩いた、非日常でディープな一日を追う。

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龍安寺 石庭でひとり静かに瞑想するピエールが宿泊したピエール。

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旅の締めくくりは、15年前にも訪れた「龍安寺」  

旅の締めくくりは、15年前にも訪れた「龍安寺」へ。
 
1450年に創建された臨済宗妙心寺派の寺院で、東西25メートル、南北10メートルの空間に白砂を敷き詰め、15個の石を配した石庭があまりにも有名だ。ピエールが目指したのもこの石庭で、縁側に腰掛けて静かに眺めている。「今日が2回目だけど、初めて来るような気分。ヨーロッパ社会や日常から遠く離れて、別世界だね」ピエールにとって、『陰翳礼讃』は日本を知るベースであり、日本の美意識の最高のガイドなのだという。
 
「今回出会った素晴らしい職人やプロを通して、タニザキが書いていたことを理解できた。光と影の関係性や、お茶を飲むとか食事するといったシンプルな行為が行われる空間の重要性を、リアルに感じることができたよ」と、充実した京都ステイを笑顔で振り返った。
 
 
 

2016年05月11日掲載

2016年05月11日掲載

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