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京都人のひとりごと

梶 裕子

うつわやあ花音主人

梶 裕子さんのひとりごと

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南禅寺前に立つうつわを中心としたギャラリー「うつわやあ花音」主人。作家の皆さんとの交流、展覧会の紹介などを通じ、京都の時と季節のうつりかわりを愛でる心を伝えてくださいます。

「聞こえますか、あのときの恋の...

泉屋博古館

「聞こえますか、あのときの恋のうた」

こんなキュンとするタイトルの展覧会へ。

紀貫之の
「ゆふつくよ をくらの山になくしかの こゑのうちにや 秋はくるらむ」

この恋の歌は寸松庵色紙に。
付属の箱や添え状や包み布も展示され、
大切に伝えられてきたことがわかる。

冷泉為村の障子の書きつけ。
嵯峨に住む友人のお屋敷を訪ねたら、
友人は吉野へ花見に行っていた。
「...都人は嵯峨の花をみにくる
嵯峨にすむ人は
よしのゞ花みにもゆく
いとうら山しき
事になん
さかでまて
あるしのるすの
庭桜と
桜に申して
かへる」

家に帰ってこんな書付を見つけたらどんな想いがするだろう。
そりゃ、大喜びで表具して残したくもなる。

メールやラインは便利だけれど、
やはり手書きもしたくなる。
私たちには平安の頃から続くかなの文字がある。

#泉屋博古館
#あのときの恋のうた #すらすら読みたい #すらすら詠みたい

プロフィール

梶 裕子

うつわやあ花音主人

梶 裕子

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京都の作家を中心に陶芸とガラスなどを扱うギャラリーを展開。ご主人は「梶古美術」の梶高明氏。

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