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【川勝コレクション 鐘溪窯 陶...

京都国立近代美術館

【川勝コレクション 鐘溪窯 陶工・河井寬次郎展】
  
河井寬次郎は明治23(1890)年に島根県安来市に生まれました。東京高等工業学校(現・東京工業大学)を卒業後、京都市陶磁器試験所に入所。大正9(1920)年、五条坂に窯を構え独立した後は、3期に分けられる50年近い創作活動の中で様々な作品を発表し、その名を知らない者がいないほどの近代を代表する陶芸・工芸家となりました。今回のコレクションのオーナーであった川勝堅一は髙島屋東京支店の宣伝部長を務めており、大正10(1921年)年に同店で開かれた第1回創作陶磁展で出会い意気投合。その後長年にわたる親交を通してお互いの人生に大きく影響し合いました。河井寬次郎は川勝堅一のために自作の最も出来の良いものを譲り続け、川勝堅一はコンペティションなどへの出品を固辞する河井寬次郎に無断で昭和12(1937)年のパリ万国博覧会、昭和32(1957)年のミラノ・トリエンナーレ国際陶芸展へ川勝自身の持っていた作品を出品、結果グランプリを受賞することになった、などのエピソードからも二人の友情の厚さが伺えます。今回展示される名品はそのような友情のたまものであり、他のコレクションとは一線を画す作品群をご覧いただける他、京都国立近代美術館所蔵の富本憲吉、バーナード・リーチ、濱田庄司らの作品を併せて紹介、河井寬次郎の生きた時代をより重層的に感じられる展示内容となっています。また、本展のために川勝コレクション全425点を新規撮影・収録した作品図録が新たに刊行されました。河井寬次郎の多彩な才能を改めて見直す機会となる展覧会です。開催は6月2日まで。  
  

場所:京都国立近代美術館 左京区岡崎円勝寺町26−1
会期:開催中〜6月2日(日)
時間:9:30〜17:00(ただし金曜日、土曜日は20時まで開館。入館は閉館の30分前まで)
休館日:毎週月曜日
料金:一般 1,300円
  
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