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【北野天満宮「北野祭保存会」―...

北野祭保存会

【北野天満宮「北野祭保存会」―北野祭復興を目指して―】
 
「北野祭」は、平安時代・永延元年(987)8月5日、時の一條天皇によって勅祭とされた祭礼です。北野天満宮に伝来する「北野祭礼図絵巻」には、勅使を迎えて斎行される絢爛豪華な神輿渡御列をはじめ御神楽や稚児行列など様々な神事が盛大に行われていた様子が描かれています。北野祭はその後、室町時代に幕府主導の祭礼となり、特に三代将軍足利義満の絶大な支援を得て最盛期を迎えます。しかしながら、応仁・文明の乱により神輿焼失等の被害を受けて途絶してしまい、幕末に孝明天皇が臨時祭として行われた以外は斎行の記録が残っていません。現在は例年8月4日を祭礼日と定め、「例祭」として神事のみが斎行されています。このような歴史の中で、平成26年に氏子崇敬者が中心となり、この北野祭を現代に再興させたいと「北野祭保存会」を結成。来る九年後に斎行される菅原道真公千百二十五年半萬燈祭にむけて、「北野祭礼図絵巻」に描かれた姿を蘇らせたいと活動しています。その活動の中で、平成27年には花傘と「担い茶屋」を復興させ、10月1日(月)のずいき祭神幸祭、10月4日(木)のずいき祭還幸祭の渡御には花傘巡行を供奉しています。また10月1日(月)12時から一ノ鳥居前、3日(木)16時から西ノ京御旅所で「担い茶屋茶会」も開催されます。「担い茶屋」は江戸時代に始まった移動式の茶屋で、茶道具を2つの箱に収納し、天秤棒で担いでお茶を振り歩く、いわば「お茶スタンド」。祇園祭でも山鉾巡行に随行する姿が見られます。現代人にとっては新鮮に感じられるお茶のスタイル、当時の風俗や賑わいに思いを馳せながら一服味わってみるのはいかがでしょう?
 
写真提供:北野祭保存会
お問い合わせ先:北野祭保存会 info@kitanosai.jp

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