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【お茶のまち・宇治田原】 鮮や...

宗円が暮らした住居跡

【お茶のまち・宇治田原】
 
鮮やかな緑色と爽やかな香りで、やすらぎを与えてくれる緑茶。かつては、色も茶色く、味も香りも粗末だった庶民のお茶を、現在の姿へと作り出した人物が京都・宇治田原町に生まれ育ったことをご存知でしょうか。日本の緑茶製法の基礎となる『青製煎茶製法』は、今から300年近く前、宇治田原・湯屋谷で茶業を営んでいた永谷宗円により、15年もの歳月をかけて考案されました。完成した煎茶を自らが携え向かった先は、進歩的で新しいもの好きが多い江戸。そこで海苔で有名な『山本山』の山本嘉兵衛に認められ“天下一”と名付けられて売り出された宗円の煎茶は、たちまち江戸中で評判となり広く普及していきました。新製品の開発はもちろん、技術の普及にも尽力した宗円によって、現在に受け継がれる緑茶の礎が築かれたのです。
 
自然豊かな宇治田原町には、宗円が暮らした住居跡に青製煎茶製法に欠かせない当時の「焙炉(ほいろ)」跡が保存される<永谷宗円生家>をはじめ、その隣には宗円を祀る<茶宗明神社>や、レトロな茶工場、雄大な茶畑など、のんびりと散策するのにぴったりなスポットが多数。さまざまな茶葉はもちろん、オリジナルスイーツやお香など、宇治田原ならではの上質な茶葉の味と香りをお楽しみいただくのもおすすめです。随所に茶文化が息づく宇治田原で、初秋の気配を感じてみてはいかがでしょうか。

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