京都の常識

京都人直伝!京都の用語集一覧

京都の言葉を京都人自らが解説。まろやかな言い回しに込められた微妙なニュアンスを読み解いて、コミュニケーションを楽しみましょう。

    おきまり

    品数や料理の内容が決まっている料理。はじめての店で迷ったら「おきまり」や「おまかせ」を注文すると、その時期のおいしいものが味わえる。

      ひろうす

      関東でいうがんもどき。豆腐できくらげやぎんなん、ゆり根などを包んで揚げたもの。

        おぶ

        お茶。花街や年配の人は今も「おぶ」と言うが、京都でも一般の人や若い人は使わない。

          ぐじ

          甘鯛。京都では、塩焼きのほか、さしみや唐揚げなどにして食べる。厳密には、ひと塩された赤甘鯛のこと。

            むしやしない

            空腹を一時的にしのぐ軽食。

              たぬき

              京都では「きつね」のあんかけが「たぬき」。そばもうどんも、どちらもあり、あんのうえにたっぷりのおろし生姜がのせられる。

                おばんざい

                京都の家庭の日常のおかず。茄子にしんやなっぱのたいたん、ひじき煮、こいも煮などご飯のおかずになるお惣菜。「番茶」など、「ばん」が付くものは家用のことが多い。

                  おくどさん

                  竈(かまど)。街中は消防条令などもあり、薪で炊くおくどさんを使う家はほとんどなくなった。

                    ぶぶ漬

                     ぶぶ漬けとは、お茶漬けのこと。本来の京都のお茶漬けは塩昆布や小さなあられなどを載せた簡単なもの。「奥に入って、ぶぶ漬けでも食べて行きはりますか?」と訪問先で言われたら、それは『今日はこれ以上のおもてなしはしませんで』『そろそろ帰ってくれはったらいいのに』という意味の、京都人特有の合図だといわれている。さらにここで真に受けて、本当にぶぶ漬けをご馳走になってしまったとしたら、後々まで陰口を言われることになる。これは、もとは上方落語のネタで、大阪人が“いけず”な京都人を揶揄するための一口話であったとされるが、実際には「現在の京都でこんなことを言ったとか言われた話は聞いたことがない」と、多くの京都人の証言。どうやら都市伝説のようだが、空気を読まずに訪問先で長居をするなという戒めとして心得ておきたい。

                      床(ゆか、かわどこ)

                      川の上に席を設けて食事ができる場所のこと。北の貴船、街中の納涼川床が有名。

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