京都の常識

毎年5月15日開催

風雅な王朝行列、「葵祭」が今年も開催されます

毎年5月15日に行われる、祇園祭・時代祭と並ぶ「京都三大祭」の一つ、葵祭。平安時代以来、国家的行事として行われる、数少ない王朝風俗の伝統が色濃く遺る祭りです。

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葵祭とは?  

上賀茂神社・下鴨神社の例祭で、544(欽明天皇5)年ごろの4月14日から始められたと伝えられる御生神事を基とする祭りを公祭化して、現在まで祭り継がれてきたものとされています。また、819(弘仁10)年には、朝廷の律令制度として、最も重要な恒例祭祀(中紀)に準じて行う国家的行事になったと伝えられています。「日本書紀」によれば、欽明天皇の時代には天災が続き、飢餓や疫病にさいなまれたことを受けて、賀茂の神様に祈願が行われたことが、この葵祭の端緒とされています。葵祭の名は、1694(元禄7)年に祭が再興された際、当日の内裏宸殿の御簾をはじめ、牛車(御所車)、勅使、供奉者の衣冠、牛馬にいたるまで、すべてが葵の葉で飾られるようになったことからその名が付けられたとされます。

2013年06月28日掲載

撮影/中田 昭 文/中井シノブ 2013年06月28日掲載

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