萩焼・三輪和彦×アンティークの新提案。「観自在 ―あたらしい遊を愉しむ―」展

京都祇園「かづら清老舗」のアンティーク部門である寺町店と、現代陶芸作家・三輪和彦さんとのコラボレート展が、3月14日から24日まで開催されます。
  

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三輪和彦さんの新作花器『雪嶺』。会期中の展示では、三輪さんの作品と清朝家具との組み合わせも楽しめる。

  

展覧会のテーマは、「観自在 ―あたらしい遊を愉しむ―」。旧萩藩御用窯として萩焼の伝統を守り続けてきた三輪窯の作品と、祇園で櫛やかんざしなど独特の品を作り続ける老舗の審美眼で選んだ骨董を組み合わせることで生まれる、新たなハーモニーを提案するものです。
 
「美との出合いを自由に愉しんでいただきたいとの思いから、この展覧会を企画しました。 “豊かさ”が多様になった現代だからこそ、茶の湯やアンティーク、現代アート、現代建築などの美がクロスオーバーして然るべきです」と話すのは、かづら清の店主・霜降太介さん。観る人が各々の感性で捉え楽しむことが、展覧会が目指す「観自在」だといいます。
  

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酒器や皿など暮らしの器のほか、花入、茶碗など茶道具も揃う。

 
中村外二工務店施工によるモダン建築の美が際立つ「かづらせい寺町店」に展示されるのは、花入や食器、酒器など、暮らしに取り入れやすく現代のライフスタイルを豊かにする品々。三輪さんが手掛ける力強く、ダイナミックな萩焼の作品と、時を経て美しく昇華した骨董との組み合せを、桜がほころび始める春の京都で、じっくりと鑑賞したいものです。 
  
   

■萩焼・三輪和彦×アンティークの新提案。「観自在 -あたらしい遊を愉しむ―」展
2019年3月14日(木)~24日(日)
京都市中京区下御霊前町638-1
tel.075-253-2525
10時30分~18時30分
会期中3月20日は休み

撮影=伊藤 信 取材・文=中井シノブ

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