モダン京都

【12月・京都人のひとりごと】最先端の表現にも、京のDNAがきらり by小菅達之さん

ただ斬新なものにあらず。その奥に、脈々と続いてきた伝統や精神を確かに感じさせてくれるモノや場が、僕が愛する「京のモダン」。華道本能寺 若宗匠の中野天心さんによる生花店「BAIAN」。男性ファンも多い魅惑的なアレンジには、静と動、命の儚さと逞しさなど日本人の美意識が巧みに織り込まれています。俵屋旅館のカフェ「遊形サロン・ド・テ」は、まさに洗練の極み。古い京町家に、選び抜いてしつらえた北欧家具や骨董が見事。新旧の器でいただくわらび餅も絶品です。音楽とお酒でゆるりとくつろぐなら、「バーオイル」へ。ビル最上階を丸ごと改装した店内は開放感抜群! 古道具をオブジェに見立てるマスターのセンスと遊び心も見逃せません。

3/3

02

 

Bar OIL  

気取らず、飾らず。心落ち着く空間で、幅広い世代の男女に愛されるバー。イギリス製タンノイの大型スピーカーから流れる70年代ジャズやファンク音楽に耳を傾けながら、お酒が楽しめる。エスプレッソマティーニ1,200円(税込)。
 

■Bar OIL
京都市中京区白壁町442 FSSビル6F
tel.075-241-1355
17時頃~翌2時(日曜は~翌1時)
無休

2016年11月14日掲載

Bar OIL

お酒と極上の音にくつろぐ。ビルの上の大人の隠れ家

繁華街から少し離れた麩屋町六角。とあるビルの最上階に、音楽とお酒を愛する店主が開いたバーがあります。「だれでも気軽に入れる、間口の広い店であれたら」と、フロアを丸ごとリノベーションした店内は、バーカウンターのほか、ソファ席、ウッドデッキのテラスもあり、ゆったりと広く開放的。トチの一枚板の大テーブルにヴィンテージチェア、古道具や鉄材などをミックスした、シンプルながらセンスと居心地のいい空間も魅力です。店の目玉は、壁際にずらり並ぶ70’sジャズやファンク音楽のレコード&CDコレクション。音響への想いも強く、イギリスの「タンノイ」の大スピーカーを、アメリカ「ジェフローランド」のアンプで鳴らしています。また、不定期ライブで使用する伝説の電気ピアノ「フェンダー・ローズ」も。ゆるり音楽に酔うもよし、カウンターで店主と語らうもよし、思い思いの宵を過ごしてみては。エスプレッソマティーニ1,200円(税込)など多彩なカクテル、コーヒーも楽しめます。

Bar OIL の詳細をみる

『婦人画報』2016年12月号掲載 2016年11月14日掲載

RECOMMEND

こちらもおすすめ