モダン京都

【12月・京都人のひとりごと】最先端の表現にも、京のDNAがきらり by小菅達之さん

ただ斬新なものにあらず。その奥に、脈々と続いてきた伝統や精神を確かに感じさせてくれるモノや場が、僕が愛する「京のモダン」。華道本能寺 若宗匠の中野天心さんによる生花店「BAIAN」。男性ファンも多い魅惑的なアレンジには、静と動、命の儚さと逞しさなど日本人の美意識が巧みに織り込まれています。俵屋旅館のカフェ「遊形サロン・ド・テ」は、まさに洗練の極み。古い京町家に、選び抜いてしつらえた北欧家具や骨董が見事。新旧の器でいただくわらび餅も絶品です。音楽とお酒でゆるりとくつろぐなら、「バーオイル」へ。ビル最上階を丸ごと改装した店内は開放感抜群! 古道具をオブジェに見立てるマスターのセンスと遊び心も見逃せません。

2/3

02

 

遊形サロン・ド・テ  

主人が愛する北欧家具から骨董、器、そしてサービスに至るまで、創業300年余の俵屋旅館のもてなしと、美意識を体感できるカフェ。「わらび餅」は宿泊客に供する名物メニュー。本わらび粉の風味が絶品。煎茶セット2,050円。
 
■遊形サロン・ド・テ
京都市中京区姉小路通麩屋町東入ル北側
tel.075-212-8883
11時~18時
火曜休み

2016年11月14日掲載

遊形サロン・ド・テ

上質な空間と極上の菓子。「俵屋旅館」の味をこちらでも

 名旅館として知られる「俵屋旅館」が手がけるカフェ。明治時代に建てられた町家を改装し、土壁の風合いや坪庭の風情を際立たせています。わらび餅は、「俵屋」が宿泊客を迎える際に出しているもの。本わらび粉の風味と極上の柔らかさが身上です。

遊形サロン・ド・テの詳細をみる

『婦人画報』2016年12月号掲載 2016年11月14日掲載

RECOMMEND

こちらもおすすめ