古書を巡る京都

【9月・京都人のひとりごと】世界遺産で町家で。さまざまな場面で出合う古書がおもしろい! by堀部篤史さん

京都は小さな書店の街であり、古本屋の街。「下鴨納涼古本まつり」は、世界遺産、糺ノ森(ただすのもり)で開催されるという最高のロケーションの古本市です。ビール片手に古本を物色し、近くの「生研会館」で洋食を食べながら収穫をためつすがめつ、というのが毎年の定番。顔見知りの本好きたちと出くわすことも多く、皆がこの市を楽しんでるのがよくわかります。今夏、新装開店した「はんのき」は、個性の違う古本屋店主3人が共同で出店。知らなければ決して辿り着けそうにない路地という立地も京都らしい。そして誠光社の隣には、本好きが集まる「アイタルガボン」が。なによりゆったりした席で、エスプレッソと共に読書が楽しめる隠れ家です。

『婦人画報』2016年9月号掲載 2016年08月16日掲載

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