低GI値のヘルシー京菓子が誕生! 創業210年の「亀屋良長」の新展開

京都発のテキスタイルブランド「SOU・SOU」とのコラボレート菓子に、ポップな掛紙やパッケージ、気鋭のパティシエを起用した和菓子ブランドなど。創業210余年の老舗菓子店ながら、いつもはっと驚くような楽しいアイデアで京菓子の可能性を探求している「亀屋良長」がまた新展開!“健康志向”の新ブランド「吉村和菓子店」を立ち上げました。2017年夏にオープンした茶房で味わえる[わらび大納言]には、低GI値の甘味が使われるなど、体にやさしい和菓子がテーマです。
 

「わらび大納言」

本わらび餅に粒あん、きなこを添えた茶房限定の「わらび大納言」(ほうじ茶付き)1,200円。

 

ダイエット中のおやつにも。“スローカロリー”のわらび餅 

この夏、本店内に茶房が誕生した「亀屋良長」。新名物として早くも話題の[わらび大納言]は、“からだにやさしい京菓子”をコンセプトに、8代目の奥さま 吉村由依子さんが手がける新ブランド「吉村和菓子店」の茶房限定メニューです。

 
艶やかな黒色、ぷるぷると弾力感のある質感。一見普通のわらび餅ですが、さにあらず。「健康に不安がある方も、甘いものにほっと癒される時間を」との思いから、本わらび粉を、血糖値の上昇をゆるやかにしてくれる”低GI値”の天然甘味(ココナッツシュガー、パラチノース)と練り上げています。香ばしいきなこは国産の無農薬大豆、下にしのばせた粒あんは、大粒の最高級丹波大納言小豆をてんさい糖で炊いたもの。滋味豊かな素材で作られた出来立てのわらび餅は、甘さ控え目でも食べ応えがあります。
 

「鳥羽玉」

亀屋良長は、四条醒ケ井で1803(享和3)年創業。
漆黒のあん玉「鳥羽玉」は、創業以来の名物。

 

店内

2016年秋にリニューアルした店内。2017年夏、新たに10席の茶房が加わった。

 

お冷

お冷は店前に湧き出る銘水で、菓子づくりの要でもある「醒ケ井の水」。

 

「季節の生菓子と抹茶のセット」

「季節の生菓子と抹茶のセット」850円も。抹茶は宇治・岸松園のもの。

 

茶房の壁

茶房の壁には、古い菓子型が飾られている。なかには江戸時代のものも。

 
「吉村和菓子店」が誕生したのは2016年夏。由依子さんの背中を押し、開発を支えたのは、「当主代々新しいもん好きで」とにこやかに語る8代目店主 吉村良和さん。過去にご自身が病気になった経験も生かしたという商品は、糖尿病の人も食べられる安心素材で銘菓・烏羽玉を再現したもの、韃靼そばや有機発芽玄米を乗せて焼き上げたメレンゲ菓子、手作りもなかの材料セットなど、体にもやさしい個性豊かなものがそろいます。
 

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“春の種まき”をイメージしたメレンゲ菓子「焼き鳳瑞 <種まき>」810円。
ふわっとした口溶けの良さ、かぼちゃの種などのトッピングの食感も楽しい。
「SOU・SOU」が手がけるモダンなパッケージは手土産にもおすすめ。

 

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8代目の吉村良和さん、奥様の由依子さん。茶房の奥にある「吉村和菓子店」コーナーにて。
本店のほかオンラインショップでも購入できる。

 
ゆったりと広い店内には、パティシエ藤田伶美さんとコラボレートした洋菓子のエッセンスが感じられる和菓子や季節限定の生菓子などがブランドごとに並んでいます。本店ならではの品揃えでお土産探しにもおすすめ。京土産の新定番をぜひ、味わってみませんか。
 
 

■亀屋良長(かめやよしなが)
 
京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
TEL:075-221-2005
営業時間:9:00〜18:00、(茶房 11:00〜17:00)
◎公式HPはこちら

 
 
撮影=高嶋克郎 取材・文=山口紀子

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