千住博画伯筆の書院障壁画『滝』も初公開

【大徳寺 聚光院】狩野永徳親子の襖絵が里帰り! 創建450年記念 特別公開

京都の禅刹、大徳寺聚光院は、1566年、戦国武将の三好義継が義父の長慶の菩提を弔うために創建され、今年で450年。創建450年を記念した特別公開が、2016年3月1日(火)から2017年3月26日(日)まで、催されています。国宝の狩野永徳・松栄筆の全46面の障壁画をはじめ、現代日本画家の千住博画伯の障壁画など、日本美術を代表する錚々たる作品を約1年間にわたり拝観することができます。
 
聚光院は、桃山時代の茶人、千利休の菩提寺であり、利休の流を汲む茶道三千家歴代の墓所もあることから、茶道を嗜む人々にとっては特別な場所とされてきました。今回の特別公開では、利休百五十回忌の際に表千家7代如心斎が寄贈した茶室「閑隠席」や表千家9代了々斎が建てたと伝わる「枡床席」、永徳が下絵を描き利休が作庭したといわれる方丈庭園「百積庭」など、ふだん目にすることができない非公開の文化財も見どころの一つです。
 

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聚光院の方丈の障壁画のひとつとして制作された『花鳥図(かちょうず)』。

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修復を終え里帰り! 狩野永徳筆『花鳥図』  

狩野永徳は、狩野派一族のなかでも“随一の天才”と謳われた大絵師。しかし、彼が手がけた安土城も聚楽第、大阪城はいずれも兵火・破却に遭い、現存する作品は少ないとされ大変貴重な存在です。
 
じつは、この『花鳥図』は、1979年に、イタリアの美術家レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作『モナリザ』が来日し展覧した際の答礼としてフランスへ渡った。本公開では、修復のために京都国立博物館に寄託されていた狩野永徳・松栄筆のオリジナル障壁画がすべて里帰りし、修復後初公開(一部を除く)を迎えます。
 

2016年03月01日掲載

2016年03月01日掲載

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