梶川由紀

何必館・京都現代美術館キュレーター

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「何必館 京都現代美術館」学芸員。京都に生まれ育った女性として、また現代アートのキュレーターとして、四季折々のお話から、京都発のアート情報を発信。

私の好きなお菓子、金平糖。今出...

緑壽庵清水

私の好きなお菓子、金平糖。今出川鞠小路通を下がったところにある緑壽庵清水さん。
甘?いお砂糖の香りが漂っています。七夕限定の金平糖があると聞き、お話し伺ってきました。
金平糖のあのフォルム、どうして作られるかご存知ですか?
イラ粉と呼ばれる核を回転している大きな窯に入れ、蜜を振りかけでは乾燥。この工程を繰り返します。
徐々にイガ(ポツポツ)が出始め、完成までに実に2週間以上かかるのだそうです。
製造にはレシピがなく、気温や天候にも左右さるとか。
その過程において一番大切なことは「音を聴くこと」。窯から流れ落ちる音に耳を澄ませて大切に育て上げられる金平糖。
御引出物やお祝いに好まれるのもこんな由縁でしょう。
織田信長の時代にポルトガルからもたらされ、千利休が野立てのお菓子として好んだという、そんな歴史もステキです。
さて、緑壽庵清水さん。一子相伝でその技を守り続け、日本でただ一軒の金平糖の専門店です。
さまざまな素材を加えた多彩な商品ラインナップは職人さんの熱い思いの結晶
だと感じました。七夕さんの「星に願いを」と題された商品。笹の葉に5種類のお味の
金平糖が短冊と共に吊るされています。
そう!金平糖の正しい召し上がり方、ご存知ですか?しっかり噛んで、噛んで、風味と食感を楽しむのだそうです。
知らなかった?。夏場は冷凍庫で凍らせていただくのもオススメとか、今日はたくさん教わって、金平糖をいただく楽しみが倍増です。
今から、、短冊に願いを書きます。金平糖のお星様に願いをこめて!

プロフィール

梶川由紀

何必館・京都現代美術館キュレーター

梶川由紀

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パリ写真美術館(MEP)の設立に日本人キュレーターとして携わる。帰国後、何必館・京都現代美術館にて写真部門を立ち上げ、国内外の展覧会企画や写真集の編集、執筆活動を行う。

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